夫・子どもたちと楽しくできる家事の分担のやり方
2020.10.01
writer
LCT
家族で生活をしていると、掃除・洗濯・料理など様々な家事が発生します。そのすべての家事をママがやるのは、慣れた作業を段取りよく行えることもあり、時間は効率的かもしれませんが、ママの余裕がなくなってしまい、ストレスに感じることがあります。
このようなことが起こらないようにするために、家事は夫も子どもたちも巻き込んで楽しく行うことで、家族のコミュニケーションも増え、みんなで支え合って生活していける家庭ができていきます。
ですが、単に「手伝って」と言っただけでは、夫や子どもたちが何を手伝っていいのかわからないといったこともあり、結局やらないといったことにもなりかねません。どんなことを日頃から行うべきなのかを知るために、日頃の家事を一度見直して、どのような家事があり、何を手伝ってもらうようにするべきなのかを注目していきましょう。
目次
見えない家事も見える化する
注)妻の年齢が60歳未満の世帯について集計。四捨五入の関係で割合の合計が100にならない場合がある。
2018 年社会保障・人口問題研究所の第 6 回全国家庭動向調査によると、「見えない家事」(「食材や日用品の在庫の把握」、「食事の献立を考える」、「ごみを分類し、まとめる」、「家族の予定を調整する」、および「購入する電化製品の選定」)というのもストレスの原因となっています。
なるべくなら夫婦で一緒に考えることでこのようなストレスは軽減されそうですが、電化製品の購入以外の見えない家事というは全て妻が行うことが多いですが、このような見えない家事というのは、夫や・子どもには共有されていないことが多いのです。
家事分担をスタートさせる前に、まず今ある家事をリスト化して、こんなのがあるのだというのを一通り知ってもらうことは、家族関係を良好なものにするためには必要なことなのです。
家事は大変だという認識を家族全員に持つと、案外「ママの知らない間に夫や子どもが家事をやってくれていた」といったこともあります。そこで、見えない家事というのはどれぐらいあるのか見ていきましょう。
見えない家事リストは162項目ある
日本テレビの「今夜くらべてみました」で紹介されている、野々村妻の見えない家事リストでは、162項目の見えない家事リストは、日常生活での見えない家事をまとめた記事になっています。全てをやられているご家庭は少ないかもしれませんが、これを参考にリストを作っていく上ではとても参考になります。
162項目という数字を見ただけで、これから家づくり・育児をしていくママからすると少し驚きと、不安が出るかもしれませんが、どちらにせよこれの家事リストの中のほとんどはやらなければならない家事ばかりです。ママが一人でこれをやる方が大変なので、家づくりの段階からこのリストを夫や子どもに共有していくのはとても大切です。
夫や子どもがこのリストを知るとあまりの多さにびっくりすること間違いないですし、少しでも負担を軽くできるように家族で協力しようという意欲にも繋がりますので、それから家事の分担をするようにしましょう。
収納や掃除道具などの情報の共有
ストを出すことができたら次にするべきことは、家の中の収納や掃除道具などの家事を手伝うにあたって必要な物・場所の情報を夫と子どもに共有しておくことです。
キッチンや洗面所のどこに何が収納しているかをわかるようにしておくと、気が付いた時に家事ができますし、やる気になった時にどこに何があるかわからない状態だとせっかくのやる気も物を探す手間で面倒くさく感じてしまいます。
夫婦間の育児のルール決め(先週の記事)の時も書きましたが、夫の家事は仕事と同じようにタスク化することで、自分のやるべきことを明確に認識してもらい、手伝いやすくしましょう。その時にたとえ夫の家事の段取りが悪く、口出ししたくなっても、一度分担ルールを決めたのなら、こらえて何も言わず、相手の家事には干渉しないようにすることで、夫のやる気を損ねることなく、次第に家事を手伝う機会は増えていくことでしょう。
まとめ
家庭内での家事の分担はなるべくリスト化をすることで、夫、子どもたちに家事の膨大さを知ってもらい、家族全員に協力する姿勢を持ってもらうようにしてもらうことが大切です。そのためには夫の協力というのは必須になるので、なるべく早い段階で意識づけをしていく必要があります。家づくりの段階からそのようなことをリスト化しておくと、実際に夫もどのような間取りの配置にすべきかを理解できるので、間取り決めもスムーズに決まるようになります。そして、いざ実践する時には、相手のやる気を損ねないように主体的に取り組んでもらえるような段取りが大切なので、必要な情報は共有をして家事の手伝いをしやすいように積極的に行動していきましょう。
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